民家に迫っている法面が崩れてきている、どうしてこんな所に家を建てるのか?災害など関係はないと日本中が思っていた。開発すればどんどん売れる、そして資産価値がまたどんどん上がる、壊れたら直せばいいや〜、若い時は何とかなった、山、田畑も其れなりに価値があり、持っていたら金になった、農家だった親父はミカンお茶を作る為に山をたくさん買った、災害なんて来やしない!ところが農家を出来なくなった老人がどんどん増える、山が田畑が急速に荒れる、今度は自然の恨みが人を襲う。
壊れかけている法面を補強工事、すぐ下には民家が沢山見える、誰もが山が崩れるなんて考えていなかった。新しく開発は少なく成って、補強工事がこれからどんどん増えてくる。